あえて掲載する「親米」記事

4月 21st, 2007 § 0 comments § permalink

店主の横から盗み読みしているフォーサイト5月号なんですけど、ちょっと目を疑う記事が載っていました。「訪米する安倍首相が心しておくべき三つの難題」です。新潮社のサイトに冒頭部分が紹介されているのでリンクします。冒頭部分だけですが、これで十分でしょう。

要するに、アメリカさんのご機嫌をしっかり取れよアベ、って内容です。これをね、アメリカ人が書いてるんですよ。アメリカ人が日本の首相に対して、訪米するにあたっての心構えを説いているんですよ。さらに、それを、日本の保守系情報誌が「自分の頭で考えるための材料」(参考)として掲載しているわけです。フォーサイト編集部は。

あまつさえ記事は言うのです。「安倍首相には任務を成功させる十分な資質もある」と。その「任務」ってのは、ブッシュとの「首脳」会談だって言うんですよ。ブッシュって誰やねん、って話ですよ。

考えましたよ、足りない頭で。一体何なんだろうこれは。この記事の意図するところは。で、結論に達しましたよ。フォーサイト編集部は、現行スタイルの親米路線がいかに国辱的であるかを、あえて国辱的な記事を掲載することにより示そうとしているのです。恥ずかしいでしょ?だったら立ち上がりなさいよ、と。やはり重武装独立しかないのですか先生。

まさか「捏造」ってことはないよね。マイケルって人は実在するんだよね。

実装

8月 29th, 2004 § 0 comments § permalink

アイスページだけが淡々と更新されていく鯖書房、だんだん何のページだかわからなくなりそうですが皆さまいかがお過ごしでしょう。そのうち鯖アイスなどが供されるのではないかと戦々恐々です。店主の正気を信じます。

さて、ぽつりぽつりとフォーサイト、本日のお題は「実装」です。メイドインジャパン進化論。

「実装」というのはもともと半導体メーカーにおいて部品同士をハンダでつなぐ技術のことを指していたが、製品の小型軽量化、高機能化が進むなかで、部品同士をミクロン単位でつなぐ高密度実装と呼ばれる領域が開拓されてきた。

記事では中国市場に向けて開発された、NECのカード型カメラ付携帯電話「N900」について紹介されている。携帯電話自体がステータスシンボルとなっている中国においては、大量生産モデルは逆に売れない。そのため、コンセプトやデザイン案が先に用意され、それに即した製品を作り込んでいくということになる。N900では、まず初めに「カードサイズ」という大きさがあって、そこに液晶画面、カメラ、通信といった機能をはめ込んでいくことになった。

部品そのものを小さくし、それを綿密に並べて回路を構成する「実装」技術が要求される。携帯電話であるから耐久性も確保せねばならないし、熱やノイズの問題もある。そこで、NECのシステム設計統合技術としての「実装」技術が発揮されたと。

今回この記事を読んで思い浮かべたのは、あるSF漫画における実装のことだ。その漫画では、タイムマシンや物質瞬間移動装置などが登場したが、それ自体はすでに他の作品や古典にも存在しており、たいして珍しいものではない。だが、その漫画が秀逸だったのは、それらを学習机や扉に「実装」したことにある。引き出しに入る(この引き出しに入るという行為自体、何かしらの幼時記憶をほじくり返すものであるが)、扉を抜ける、するとそこは別世界なのである。何と甘美なリアリティであろう。

他にも記憶を助けるパンや塗ることにより重力を発生するペンキや外国語がペラペラ話せるコンニャクなどがあった。翻訳機能をコンニャクにもたせるというセンス、通常では考えられないこれも実装技術のなせる業である。匠である。単なる駄洒落では済まされない迫力をひしひしと感じる。タケコプターもすごいよなぁ。ふつうあれに人間を宙に浮かせる機能を実装しようとは思わないよな。あと、のび太にドラえもんを実装しようという発想。実装すればいいってもんじゃないだろう。

私も将来的には四次元ポケットを実装して、金メダルを獲得したり大統領選挙に出馬したり女子にもてたりしていきたいと思う。まさにメイドインジャパン進化論であるといえよう。鯖の実装されたアイスも夢ではないだろう。いや、むしろ夢であってほしいものだ。

件のメールサービスについて

5月 5th, 2004 § 0 comments § permalink

梅田望夫『コンピュータは「悪」をなさない、と彼らは言う』。グーグルのGメールに関するコラム。メールの内容をグーグル技術で解析して、内容にあった広告を挿入する、というのがGメールの企みらしいが、これはつまり「ハガキの内容を盗み見てチラシをポスティングする郵便配達夫」ってことだろう。かなり厳しいよなぁ。サイトとメールではまったく意味が違うし、コンピュータだろうが人間だろうが見えないところでやられる以上、気持ち悪さは変わらんだろう。ていうかそういうサービスどうでしょう郵政公社。

でもよくよく考えると、スパムメールのフィルタリングサービスも同様の技術でもって行われているわけで、それはオーケーで広告はダメっていう心理は、一体何なのだろうか。どこまで内容に踏み込んで解析されるか、っていう程度の問題でしかないのだろうか。スパムメールを削除するフィルタリングって、ダイレクトメールを配達せずに捨ててしまう郵便配達夫ってこと?こんなの配らなくても大丈夫だろう、てな具合で。ていうかそういうサービスどうでしょう郵政公社。

ちなみにGメールをグーグルで検索するとこんな結果になります。世界はグーグルでできているというお話でした。

お正月の読情況

1月 2nd, 2004 § 0 comments § permalink

昨日元旦の読書はといえば正月からニーチェもなかろうと分厚い新聞(の広告)を丹念に丹念に味読しておりました。風呂読みでは現在フォーサイト週間で妻が購読しているフォーサイトを週遅れ旬遅れで読んでおります。斜めに読んでいるのでもちろん意味はわかりません。思うに私も「アメリカ追従はよくない」派なので、つまりはよく分かっていないということでしょう。

今年は電撃文庫とスニーカー文庫をたくさん読むつもりです(ほんとうに)。

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