リア充のリア充による

2月 10th, 2008 § 0 comments § permalink

非リア充のための青春ミステリ。

アマゾンの「商品の説明」(ノベルス版上巻)にはこう書かれています。

出版社/著者からの内容紹介
「あの頃の純粋な気持ちとさわやかな感動を胸に届けてくれました」withモデル森 絵里香
第31回メフィスト賞受賞!感動の長編傑作!
ある雪の日、学校に閉じ込められた男女8人の高校生。どうしても開かない玄関の扉、そして他には誰も登校してこない、時が止まった校舎。不可解な現象の謎を追ううちに彼らは2ヵ月前に起きた学園祭での自殺事件を思い出す。しかし8人は死んだ級友(クラスメート)の名前が思い出せない。死んだのは誰!?誰もが過ぎる青春という一時代をリアルに切なく描いた長編傑作

これがすでにミスリード。偽装です。

「誰もが過ぎる青春という一時代をリアルに切なく描いた」。リアルかも知れん。切ないかも知れん。でも、「誰もが過ぎる青春という一時代」を描いてはいない。描いてはいないがゆえに、謎は魅力的なのである。

リア充の中で一体誰が死んでいるのか、換言すれば、作者である「辻村深月」氏(「辻」の「辶」は点二つ)に殺されてしまったのか、という屈折した興味は、非リア充にしか持ちえないものだろう。そもそもリア充がリア充とか非リアとかを問題にすることはない。

この動機面での謎が推進力となって小説は進む。リア充にはわかるまいて。

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チーズケーキとバレンタイン

2月 9th, 2008 § 0 comments § permalink

ですので、チョコレートのチーズケーキです。

チョコレートチーズケーキ

店主によるとサワークリームを買い忘れたということで、本来マーブルになるべきところが、見事に二層に分かたれています。

正直申しまして、私はこちらの方が好みです。サワークリームの酸味がない分ココアの風味が際立っていますし、濃厚。このコテで塗ったくったようなチョコ層がぬっとり美味いのでありました。モロモロしない食感もこれはこれでいいのではないでしょうか。年に一度のチョコフェスティバルっちうことで。

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