豊島与志雄・渡辺一夫・佐藤正彰・岡部正孝訳『完訳 千一夜物語 (一)』
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多彩な「引き」のパターンを期待して読み始めたのですが、それはごくシンプルに、
物語中途で時間切れ(朝になるだけで、とくにヤマ場で中断するわけではない)か、もしくは
「もしわたくしを生かしておいて下さるなら、明晩のお話は、今夜の話とはまったく比べものになりません」
ほとんどこのどちらかです。
考えてみれば、読まずにはいられなくなるような「以下次号!」にそういくつもパターンは無いか。
しかし肝心の個々のお話も…なんだかけっこう似たり寄ったりのような。
ただ、登場人物の名前や関係をそれほど長く憶えている必要がない(すぐに次の話に移行する)せいか、
あるいは訳文の名調子のせいなのか、おそろしく小さな活字組(これまで見た岩波文庫中では最小)なのに
意外なくらい速く読めました。
とりあえず第1巻は。
Posted at 2006. 4. 7|コメント(0)
