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ラファイエット夫人作/生島遼一訳『クレーヴの奥方 他二篇』

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いくら前置きに「野心と恋愛とは宮廷生活の心髄のごときもので、男も女もひとしくそれに憂き身をやつしているのである。」とあっても、少しは、それ以外の話だってあるだろうと思ったのですが。
敢えなき期待に終わりました。
せめて素っ頓狂な口説き文句のひとつでもあってくれれば…

しかしもっとショックだったのは、

奥付によると、本書は1987年時点で48刷。
『デュランデ城』は1990年で3刷なのに。
こっちのほうがずっと面白いという意味ではなく、この格差の所以がどうにもさっぱりわからず。
こめかみが痛くなってきました。

Posted at 2006. 5. 9|コメント(0)


ラファイエット夫人作/生島遼一訳『クレーヴの奥方 他二篇』
 ラファイエット夫人作/生島遼一訳
 クレーヴの奥方 他二篇
 岩波文庫

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