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マルクス/エンゲルス編/向坂逸郎訳『資本論 (八)』

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土地の話です。

「貴族」という言葉に、どこからの影響か分かりませんが私は妙なニュアンスを見当違いに添加していたらしいことが判明しました。
人格者とか有徳とかそういうニュアンスです。いったいどこで刷り込まれたのやら。字面のせいでしょうか。
異国の話なので妄想バイアスがかかっていたというのもあるかもしれません。
武力のある地主とか庄屋とか土地持ちとかの訳語があたっていれば、それがとりたてて人格者でも人格破綻者でもないことは、直に目にしたこともあるので勘違いも少なかったかと思うのですが。
「土地持ち」ではどこかに不備があるのですね、たぶん。

ところで、p. 241後半から始まる植民地の定義を読んで、ふと、
国家に召し上げられた土地というのは、外から目をつける立場によっては「占有されてない」土地にもなりうるのでしょうか。
つまり土地持ち国家の背後に、更に強欲な別の国家が迫って来た場合の話ですが。
考えようによっては、細かい所有者がいっぱい居るより話が早いとも見えますし。
いったん共産化した国の土地は、時と場合によっては、より分捕りやすくなるとか、そういうことなのかと、近年のそこここを思い起こして、薄ら寒くなりました。

Posted at 2008. 11.22|コメント(0)


マルクス/エンゲルス編/向坂逸郎訳『資本論 (八)』
 マルクス/エンゲルス編/向坂逸郎訳
 資本論 (八)
 岩波文庫

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