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塚本虎二訳『新約聖書 使徒のはたらき』

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今を逃すともうずっと読まないままになりそうで、米語学習の勢いが残っているうちにと、一息に買い揃え読み進んでみた岩波文庫版の聖書、ひとまず最後の1冊です。
本編の訳文よりも略注の語気に痺れてしまいました。

それはともかく、
文庫では読めない分も読んでみようという気にはなりませんが、けれどもいろいろと、とくにまったく予想もしなかった方面で、勉強になる13冊でした。

一面的だなぁと感じていた教義が、実は「各論すったもんだを経た上での正面」だったらしいことや、
現代の極端な一例かと痛ましく思っていた人物が、どうも大昔からある類型のひとつにすぎないらしいことやら、
目新しいなぁと印象に残っていた比喩が、実は大古典からの借用だったらしいこと、など。

おのれの素養がいかに不足しているか思い知らされたところで、次は、ギリシア文学まとめ読み、もしくは仏教、の予定です。
例によって意外に品切れ点数が多いジャンルらしく、どちらが先になるかは古書相場と運しだいです。

Posted at 2006. 10. 9|コメント(0)


塚本虎二訳『新約聖書 使徒のはたらき』
 塚本虎二訳
 新約聖書 使徒のはたらき
 岩波文庫

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