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平等院/宇治上神社

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宇治へいってまいりました。源氏物語千年紀で蒸れ返っている宇治です十帖ですえぇもちろん読んでませんよ。先週の比叡山、そして今週は宇治というのは何の連続かと申せば世界遺産なのです(京都府のページ)。権威にはめっぽう弱い私鯖書房構成員のKと申します。

奈良線で普通列車に揺られて30分、同じ京都府下に30余年暮らしておりますが、JR宇治駅に降り立つのは初めてでございます。店主は修学旅行で踏んでいるそうです。

歩くこと10分足らず、商店街と表参道を抜けたところに、平等院は開かれています。信仰告白しておきますと、平等院については「十円玉」以上の知識はありません。

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たいそう立派な建物です。とても十円玉でできているとは思えません。

平等院入場切符売場で、「鳳凰堂は一時間待ち」と警告されていたので早々とあきらめて、浄土への待ち行列に居並ぶ人々を眺めておりました。

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浄土というのはすなわちピュアランドです。ピュアなハートをもつエンジェルたちしか入れないといわれています。フェニックス!雲中菩薩!阿弥陀如来観音堂!

だんだん宗教観があやしくなってきたところで、もうひとつの目的地、宇治上神社へと向います。平等院からは宇治川を渡って徒歩10分程度のところです。近いです。七五三ということで、晴れ着に千歳飴と洒落込んだ子供たちやチルドレンで沸き返っているかと思いきやむしろ観光目的とおぼしき老若男女たちが全国各地から集まっている集結しているし集団結了しているのです。通れない。

人並みを分け、うっかり宇治神社に突入しそうになりつつもやっとのことでたどりついた宇治上神社は、一言であらわすなら、地味。二言なら、地味に枯れている。三言許されるなら、地味に枯れていて裏は山。トレジャーワールドパワーで集客力こそ保ってはいるものの、いわれなければ神社とは気づきません。どっちかっていうと、寺です。寺枯れしています。むしろテンプルなんです。違いますが。拝殿を横目に本殿のほうへ回ってみれば、狛犬が何かしら執り行われている神事を見守っていました。

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源氏物語はスルーして帰りました。京阪電車までは10分ぐらい。京阪宇治駅には幼少のころの記憶がありますが、見事に一掃されました。95年に新駅舎か。なるほど。

京都市内からだと半日行ですね。存外に近いですよ宇治。

出不精の鯖構成員Kがなぜに突如世界遺産巡りなどということを言い出したのか蛇足。これまでの人生の前半分を京都府下で、残りの半分を京都市内で過ごしてきたものとして、私は京都というものを何と心得ているのかと、どう位置づけているのかと、ふと疑問に思ったのですね。私はもし京都に住んでいなかったら、おそらく一生京都には足を踏み入れないでしょう。正直なところ、寺社仏閣歴史伝統芸道サブカルチャ、どれをとっても興味ありません。たぶん大学も他所を目指したでしょう。そんな私が京都に在住しているというその一点のみでもって、京都という土地をどう捉えればいいのかわからない。わからなくてもいいんだけど、どうにも座り心地が悪い。そこでまずは大物からいってみようと。世界遺産、わかりやすい指標じゃないかと。で、いきなり宇治上神社でとまどうわけですが、ここにもヒントはあるなぁとも思えるなくもないわけです。

というかですね、世界遺産だからといって寺と神社を一緒くたにエントリしてしまうこの節操のなさをこそ主題に据えてみたいと。

Posted at 2008. 11. 2|コメント(3)

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