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寄ってたかって読者を騙す

鯖書房 » 読書部 » ミステリ » 伊坂幸太郎,オーデュボンの祈り,新潮文庫(ネタバレあり)

今まで見ぬふりをしてきた不明を恥じる。「未来を予知するカカシ」「ルールとしての殺人を許可された男」「嘘しか言わない画家」「太り過ぎて動けなくなった市場の女」「地面の音を聴く少女」などなどなど。これだけで、「自分には興味なし」「自分とは関係なし」と決めてしまう人もいるだろう。僕もそうだった。だが、覆された。興味津々関係ありあり、あなたも僕も明日にも、荻島に辿り着いているかも知れない。すべてはある必然の上に成り立っている。「異常者には異常者の論理」というのではない。きわめて通常の私が、風呂で涙を流すほどの必然と論理である。そして実は、主人公がいちばんおかしい。胸の谷間にライター挟んだバニーガールって、なんだ?

Posted at 2005. 2. 2|コメント(5)

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 伊坂幸太郎
 オーデュボンの祈り
 新潮文庫

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