うろおぼえでごまかす
鯖書房 » 読書部 » 外国の小説 » J.M.クッツェー,敵あるいはフォー,白水社
通勤本にしているクッツェーが寝てしまったりラッシュでギューギューだったりでちっとも進まないのでありますが、いよいよ、嫌な感じになってきました。夷狄の女が去りました。あとは主人公、どうするんでしょう。どうなるんでしょう。
まぁそれはそうとしてクッツェーといえば『敵あるいはフォー』でした。白水社の新しいイギリスの小説ね。うろおぼえあらすじ。
無人島に漂着した主人公、そこはロビンソンクルーソーの島だった。しかし、クルーソーは何らかの理由で死亡。舌を切断されたフライデーはしゃべることができない。語るべき物語を持っているフライデーは語ることができないという皮肉。それが前半で後半は主人公が国に戻って自分の物語を物語化してくれる作家を求めるのだが、その作家の名前がフォー。繰り返す歴史。そんな感じ。
ていうかどんな感じよ。ちゃんと書けよ。そういえば、木の棒(レコード)を舌でなぞって物語を語る男(プレーヤ)の話が大塚英志の『リヴァイアサン』にあったけど、その男とフライデーをがっちゃんこするとどうなるのだろう。物語は物語られるのかな。
Posted at 2004. 1.14|コメント(0)