Posts Tagged 那珂通世

支那通史 下冊

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高官が自殺するときの手法として焼身をしばしば選ぶのがちょっと奇異に思えました。これはしかしひょっとすると、後でムチ打たれることへの用心か。首を吊るよりも河へ身投げするよりも、死体をなるべく残さないようにしたいなら自焚はたしかに妥当な選択。

それはそうと、ライバル側室の手足を切り落として耳鼻そいで喉をつぶし観て楽しむ、のは西太后の専売特許かとおもいきや、はるか古代にもう前例があったとは(すいませんこれは上册にある話です。書き忘れていました)。さらにそれを自分の息子に見せびらかし(旦那はもう死んじゃってるので)たら、息子の気が触れたと。

翻訳にあたって地図がすべて省略されてしまったらしいのが本当に惜しい。唐末における宰相が南宋では何に相当するか一目でわかる職官沿革表もたしかに便利なのでしょうが、
そちらの方面はわりにどうでもよいと感じてしまう身としては…歴史オンチの所以はこのあたりに(官位のことはどうでもよい)有るのかもしれません。

支那通史 中冊

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眠くなってきました。

上册のあたりではまだ、そろそろ退屈してきたかという頃に絶妙のタイミングで当時の刑罰などについての解説が挿入されたり、なるほどこれはたしかに名著・名構成だなぁと思ったのですが、それでも中冊にさしかかって辛くなってきました。

義務教育の日本史すら苦手だった歴史オンチに、その倍以上もの中国史はやはりどうあっても荷が重いか…

内戦・お家騒動・下剋上が延々繰り返されているようにしか見えなくなってくるので苦し紛れに脱線です。毒殺の定番として何度も何度も(はじめは採用回数をかぞえていたものの、頻繁すぎて途中で放棄)出てくる「鴆殺(チンサツ)→鴆毒(チンドク)」とは…?

職官の説明よりむしろこちらの方面にもっと注釈があれば。
自分で調べる余地があるのもまた楽しさのうちではありますが、辞書を引く前にパソコンを起動する前に眠りこけてしまう…寝苦しい夏の夜には良いかもしれません。

支那通史 上册

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中冊・下冊は1997年のリクエスト復刊分を購入し、この上册のみ昭和13年初版のを入手しました。
硫酸紙カバーは破れ、日焼けもシミもかなり濃く、ところが、肝心の中身(本文)はむしろ初版のほうが読み易い。活字の欠けや掠れや滲みがないのです。
外見が丈夫で真新しくなっていれば良いというのものでもないのか…今後の岩波文庫収集にあたってちょっと考えさせられました。