Posts Tagged 大塚英志

むしろありえない

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大塚英志『木島日記乞丐相』。続編。津山30人殺しとか人間避雷針とかそうだソーダとか、今回も十分に「あってはならない」物語であったが、前作の方が「あってはならない」感じがしたのはたぶん読んだ時の体調によるのだろう。むしろ折口信夫どうなのと思うのだが、それも体調によるのだろう。

で、京極夏彦『百器徒然袋ー風』をぼちぼちと。榎木津の。このシリーズと本編京極堂シリーズははずしがたいところであるが、私としてはむしろ関口シリーズを読みたい。胡乱な作家が胡乱な事件に巻き込まれ、誰が暴れるでも憑き物落とすでもなくただ胡乱なまま進行して、どうしようもなくなったところで失神でもしてみるか。そしてそのまま了。

世代の終わり

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大塚英志関連2冊終わり。思ったのは、自分には団塊ジュニア(この呼び方も嫌がらせのようにださいな。ある意味ハラスメントだな。というわけで以下、「D・A・N・K・A・I・Jr♡」とする)としての自覚が欠けているということ。自覚を欠いてはいるが、D・A・N・K・A・I・Jr♡であるという事実は動かせないということ。というわけで、自分のD・A・N・K・A・I・Jr♡としての特徴を抽出し列挙してみる。

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世界の終わりはどこで待たれるか

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「世界の終わりの終わり」が終わりましたが、中途半端な印象。終わるにせよ終わらないにせよ、もう少し分かりやすいカタルシスを期待した。「おにいちゃん」?が結局よく分からない。大塚英志による編集後記にもあったけど、『ファウスト』まわりでいくのかそうでないのか、僕は正直なところ、無理に「僕たちの作家」である必要はないと思う。というのは矛盾しているか

団塊ジュニアと言われても

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「くびれの世代による上野千鶴子論」。というよりは、「くびれの世代によるくびれの世代」(何だそりゃ)。vol.2でも思ったのだが、なぜそこまで己の世代を追い込まなければならないのか。危機意識だろうか。ざっくりまとめると、くびれの世代(団塊と団塊ジュニアの狭間)の特徴として、バブルで甘い汁を吸ってしまった、「世代」というものに捕われすぎている、論拠の薄いことを思い込みで主張してしまう、というようなことが挙げられているのだが、どれも「くびれ世代」の特徴というよりは、「世代に関わらずそういう人もいる」ように思えるのだが。自己言及ゆえにどうしても論理的な循環に陥りがちで、世代批判としては屈折した構造を持っている。どこまで後退して判断すればいいのか分からない。これも、いかに「戦時下」に語るか、という文脈で読まないといけないのかな。それはそうと、上野千鶴子論はどこへ?

現実を凝視する

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新現実のvol.3が出てしまったので、あわててvol.2を読んだり読まなかったり読んだふり。ようやく現実に追いついてきた。最新型の鯖書房です。それはさておき、vol.3は中上健次です。中上健次なのです。「フィギュアはついてません」。意味が分からない。中上健次にフィギュアがついてくるはずなかろう。中上健次なんだから。枯木灘なんだから。ところで、この、ちびっ子は誰ですか。中上健次ですか。いや、ちびっ子が中上健次のはずはなかろう。中上健次なんだから。地の果て 至上の時なんだから。中上健次とちびっ子は異なるものであろう。別人であろう。つまり、何かの間違いであろう。私はといえば町でいちばん大きい書店で新現実を手に取って、震える手に取って、しかし、レジへ持っていくことができなかった。この硬派な私が中上健次として持参した書籍にちびっ子が載っているというこの事実を、書店員は受け入れられないだろう。拒むであろう。新しい現実をリアルな現実として認識できないであろう。否否否万遍否!だから私は会計を済ますことができなかった。この平和な町を、善良な市民を恐慌の渦に巻き込まないために、そう、私は私を生贄とし、犠牲を最小限で食い止めるために代金引き換えを頼んだのだ。うちには配達しないでください。電話しないでください。郵便局留めにしてください。

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ギャルゲー

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新現実VOL.2をぼちぼちと。どこで詰まっているのかというとササキバラ・ゴウの「傷つける性団塊の世代からおたく世代へ」であり、私は団塊世代でもおたく世代でもないしいわゆる団塊ジュニアのベビーブームでありギャルゲーといえばプレステのときメモぐらいしか知らないので正直なところピンとこないのであるが、ここらへんの問題は避けて通れないところであると認識しておりますゆえに、ここらへんの問題がどこらへんの問題なのかも含めていずれ確認したいと思います。今日のところは逃げます。