近代国家における自由

Posted on 木曜日, 12月 18th, 2008 at 4:16 PM

広い範囲の、国を跨ぐレベルまで含む「折り合い」や「懐の深さ」について話で、50年以上前の著作とはいっても、まったく古くなってはいません。

ちょうど世界同時不況のまっただなかですので、p. 24辺りのソビエトに関する下りを今現在なら日本に置き換えることはアリかナシか、などと捏ねくりまわしたり、かなり時事的にも読めるのですが、それとは別に、もっと狭い世間の近況にもからんできました。

歴史としがらみゆえか何をするにつけ他所の倍以上時間がかかると思っていた市の政策がなにやらこのところえらいハイテンポに進んでおりまして、
いつのまにか市内の路上ほぼ禁煙、中心部はあっという間に罰金制導入。
ご隠居とおぼしき方々を動員して、路上駐輪禁止も併せ、かなり本気の取り締まりっぷりです。
ここまでは、ちょっとその速さに驚いたくらいでした。

が、どうやらマイカー乗り入れ規制も既定路線として準備中の様子。とか、
業界団体側の話合い拒否で目下のところ頓挫しているらしいコンビニの営業時間規制とか。
この辺りのニュースを目にしたあたりで、ちょっと大丈夫なのかおい、と不安になってきたのでした。

鯖家はもともと喫煙嗜好なく自家用車の購入予定もありませんので今のとろ何が辛いわけでなく、(コンビニが深夜営業をしなくなったら相方はひょっとすると少し困るかもしれません)、しかし、財政状況がかなり厳しいらしいのに、なんだかお金の巡りをますます滞らせる方に働きそうなこの方向性、このスピード感。
しかもまだまだこれから各方面へエスカレートしていきそうな気配が、ちょっと恐い。

この「ちょっと恐い」を反芻するのに、この本は助けになりました。
とくにこれからしばらく、ルールについて考える機会があるたびに読み返すことになりそうです。

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