Archive for 12月, 2008

経済学原理 (上)

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中身は実質、マルサスとリカードとの対話集の体裁になっています。
本文→注釈の形式ではあるのですが、これはもう共著と言って構わないのでは。

リカードは未読で「自由貿易擁護」くらいしか思いつかないのですが、これしか知らないレベルでも上巻の終盤はハラハラします。

(p. 349) (本文:マルサス)もしある国がたんに低賃銀を求める競争に勝つだけで富裕になりうるならば、わたしはただちにこういいたくなる、こんな富は消え去ってしまえ! と。しかし、その食物のおもな部分を外国人から購買している国民は、この困難な方策をとるべく運命づけられているけれども、肥沃な土地の所有者にとってはそうではない。

(注:リカード)わたしもそういいたい。われわれは、労働者が豊かに供給されることを望み、そしてそれを実現させる途は、かれが消費するおもな貨物の労働価格を安くすることである、と主張する。マルサス氏は、その食物のおもな部分を外国人から購買する国民は、そのかわりに苛酷にもその労働階級に最低の賃金を与えざるをえない、といっている。これは問題をすりかえるものである。われわれは答える、これはその食物をその国民が購買するということに依存しなければならないのではなくして、それを購買する条件に依存しなければならないのであるーーどんな国民でも、もしかれらが自分の国でより安く買いうるならば、外国で買うことはないであろう。

この話題は現在の日本だと偽装やら汚染やらもからんでもう少しややこしくなりそうですがそれはさておき、
見解の不一致はあれやらこれやらあるらしいものの、泥仕合といったふうでは決してなく、こういう、もうちょっと勉強してから再読してみようと思わせる対論、国産ものではあまり見たことないような気がするのですが、どうなのでしょうか。

バナナでチップ(再)とバウムクーヘン

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【簡単☆ノンオイルで!バナナチップ:by aki_15oreさん】

今度は、落ち着いて、温度を間違えないように再挑戦しました。
前回は食べるのを断念するほど焦がしてしまいましたが、今回は、食べられます。
かすかに生バナナの気配もあり、新鮮な味わいです。

そして今日は年内最後の休暇ですので特別にもう1品。

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バウムクーヘンはいかにも自家製無理そうな見た目で挑む気も起きないでいたのですが、いざ検索してみると結構な数のレシピがあるのに驚きました。

【誰にも教えたくない秘密のバウムクーヘン:by sweetsweetさん】

黄表紙

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先月の観光みやげに買いました。

金閣寺が禅寺だったことに意表をつかれ金閣寺限定販売キティキャンディ(缶入り)のペカペカ感に動揺させられ、いろいろと面白かったのですが、いちばん度肝を抜かれたのはこの小冊子でした。
英語表記で見ると膝を折られるような気分になるのは何故かといったことはともかく、目にした瞬間に二人して表紙買いを確信させられました。相談するまでもなく。
無難な栗入り生八ツ橋とかちょっと良いけど予算1桁超過の香炉とかはもうどうでもよい、これだけで今回の遠出は元を取ったと満足。
色に目が眩みました。
もし表紙が龍安寺石庭の写真とかであったなら見過ごしていたでしょうおそらく。

肝心の本文はといいますと、「般若心経」以外の原典をまったく読んだことが無いのであくまで憶測ですが、たぶん英語で読まされるほうが分かり易いのではないかという気がしました。
細部のニュアンスはともかく、座禅の本筋を大まかに把握するには。

ただ。
「十牛図」はもうまったく、さっぱり、脈絡不明でした。
百頭女でもここまで訳が分からないことはないのでは…。
日本語版でも同様にクラクラするのかどうか、相方の蔵書にあるようですので、あとはあちらに振りたいと思います。

※ISBNは付いていませんが、発行元から直接購入可能です。
(→禅文化研究所HP)

ニューヨークチーズケーキ(直径16㎝型)

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鯖書房の師走恒例、当然アーカイブにあるものと思い込んでいましたが、16センチ型用のレシピは書き込んでいなかったことが今頃になって判明しました。

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【ニューヨークチーズケーキ】
(直径16センチ型 1個分)

・ビスケット…60g
・バター…25g
・クリームチーズ…150g
・サワークリーム…70g
・砂糖…50g
・卵黄…1個分
・レモン果汁…大さじ1
・小麦粉…大さじ2分の1

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1.クリームチーズを室温でやわらかくしておく。
2.型に油を塗ってグラシン紙を敷く。
3.ポリ袋にビスケットとバターを入れて、こまかく砕く。
4.型に3を敷きつめて、よく押さえ、冷蔵庫へ。
5.ボウルにクリームチーズを入れてハンドミキサーでなめらかに練る。
6.サワークリーム→砂糖→卵→レモン果汁→小麦粉の順に足しながら、その都度、よく混ぜる。
7.型に流し入れ、110℃に予熱したオーブンで2時間焼く。
8.型のまま網などの上で冷まし、冷蔵庫で丸1日ほど寝かせる。

柚子でジャムとケーキ

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冬至の風呂用に浮かべた柚子を使おうかといったんは思ったものの、相方の制止もあってやはり、まっさらの柚子で作りました。

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【簡単で美味しい☆柚子ジャム:by まりも1016さん】

【柚子ケーキ:by あぁみさん】

押し麦クッキー

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【乳・卵なし❤基本のオートミールクッキー:by ぴよのふさん】

なぜかオートミールよりも押し麦のほうが少量で購入し易かったので、似たようなものだろうと思って代替えしました。
とくに問題はなく、そこそこ美味しく焼き上がりました。

近代国家における自由

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広い範囲の、国を跨ぐレベルまで含む「折り合い」や「懐の深さ」について話で、50年以上前の著作とはいっても、まったく古くなってはいません。

ちょうど世界同時不況のまっただなかですので、p. 24辺りのソビエトに関する下りを今現在なら日本に置き換えることはアリかナシか、などと捏ねくりまわしたり、かなり時事的にも読めるのですが、それとは別に、もっと狭い世間の近況にもからんできました。

歴史としがらみゆえか何をするにつけ他所の倍以上時間がかかると思っていた市の政策がなにやらこのところえらいハイテンポに進んでおりまして、
いつのまにか市内の路上ほぼ禁煙、中心部はあっという間に罰金制導入。
ご隠居とおぼしき方々を動員して、路上駐輪禁止も併せ、かなり本気の取り締まりっぷりです。
ここまでは、ちょっとその速さに驚いたくらいでした。

が、どうやらマイカー乗り入れ規制も既定路線として準備中の様子。とか、
業界団体側の話合い拒否で目下のところ頓挫しているらしいコンビニの営業時間規制とか。
この辺りのニュースを目にしたあたりで、ちょっと大丈夫なのかおい、と不安になってきたのでした。

鯖家はもともと喫煙嗜好なく自家用車の購入予定もありませんので今のとろ何が辛いわけでなく、(コンビニが深夜営業をしなくなったら相方はひょっとすると少し困るかもしれません)、しかし、財政状況がかなり厳しいらしいのに、なんだかお金の巡りをますます滞らせる方に働きそうなこの方向性、このスピード感。
しかもまだまだこれから各方面へエスカレートしていきそうな気配が、ちょっと恐い。

この「ちょっと恐い」を反芻するのに、この本は助けになりました。
とくにこれからしばらく、ルールについて考える機会があるたびに読み返すことになりそうです。

バナナチップ

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焼成温度を見間違えて200℃に設定してしまい、えらい焦げ様になってしまいました。
みたらしのような匂いが部屋中に漂っています。

【簡単☆ノンオイルで!バナナチップ:by aki_15oreさん】

日月両世界旅行記

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月はまだわかる。も、太陽がいよいよもってわからない。

私はからだのまわりに露を満たしたガラスびんをたくさんくくりつけた。(p.12)

月に行くときのスタイルです。実際は(実際は?)「いくらでも高く上昇できると思われる機械」(詳細解説なし)で飛び立つのですが、基本的な推進力はこのガラスびんです。ガラスびんはフラスコ状で、15ページの挿し絵では、瓢箪を腰の周りにぶら下げた男が、「うひゃあ」というポーズで宙に浮いています。瓢箪の中の空気が熱せられて軽くなり?宙に浮かぶ?うん、セーフ。ギリギリセーフ。これなら月に行けるかも知れない。何をやっているんだこの人はと思いますが説得力、ギリギリあります。

が、しかしですね。太陽へは、箱でいくのですね(p.237)。えぇ。箱としか呼びようがありません。手品とかに使いそうな感じの。一応、帆のようなものが付いています。風を受けるのか?風で太陽まで昇るのか?

まぁいいです。いくんです。いけたんです。いけたはいいんですけど太陽の、何をどう解釈していいかわからない。

そこである動物が息絶えると、いや、もっと正確にいって、消えてしまうと、その実体を構成していた火性の小物体はこの燃え立つ世界の粗大な物質の中に入る。そして偶然にあの三本の川の退役に潤されるようになるのを待つのだ。そのときになるとこれら小物体は、それが本来もっている流動性のゆえに動きが自由になり、川の水によって漠然とながら教えられた諸機能を早く実行しようと長い繊維状になって互いに結びつき、発行部分の入出によって鋭い光線となってまわりの諸天球へと広がっていく。(p.381)

これ、まだまだ続きます。太陽に住む動物たち(平均寿命7〜8000年)の死に様を描いているのですが、具体的にどういう絵を想像すればよいのかわかりません。そのせいで、ガリバーよりもマイナーなのだと思われます。

月よりも太陽が難しいのは、月からは戻ってくるけども太陽へは「行きっぱなし」(未完?)だからかも知れません(ネタバレなので伏せておきます念のため)。

甘柿を干す(再)

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昨年と同じ手順で作りました。

今回はかなり濃厚な味に仕上がったのですが、去年よりだいぶん大ぶりの柿を使ったせいなのか、それとも何か別の理由からなのかは不明です。