Archive for 11月, 2007

社会学の根本概念

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完敗です。
各国で英語教師をしてきた方のインタビュー記事かなにかで読んだエピソードを思い出しまた。

「英作文をしてもらうと、国によって傾向が出るのです。
間違ってはいないけれど、英語っぽくはないというのでしょうか。
例えば日本だと、結論がなかなか出てこない。
ドイツだと、やたら話があちこちに逸れる、逸れたまま戻ってこない、とか。」
(語調やディテールはうろおぼえです)

なるほどなぁ、と。
他にも韓国やらフランスやらについて語られていた憶えがあるのですが、ちょっと思い出せません。

職業としての学問

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はじめの部分は「’ゆとり教育’を嗤う」とか「憂う」とかにタイトルを書き替えてもまったく違和感なさそうな内容です。
磁石で砂鉄を集めるにはそもそもまず砂場に十分な砂がなくては話にならず、そしてもちろん磁石を持ってないと話にならない。
さて磁石はどこから来るのか。
とりたてて冴えたところのない己のこれまでを振り返ってみるかぎりでは、あるていど砂を溜めたところで不意に唐突に磁石が出現した、という経験しかありません。
磁石、どこから湧いて出るのでしょうね。
わからん、でべつにかまわないと私は思うのですが、
このへんのことに何か呼び名をつけずにはおれない場合に「神様」をひねりだすのかなぁと。

ところで、「若い頃にニーチェを読むと周りがみんな莫迦に思えてくる」といったような内容を以前どこだかで読み、ふーん??と、まぁピンとこなかったわけなのですが、
本書はその逆で、「若者は阿呆だ」というのが具体的にどういう意味なのか、煽ることも誤摩化すこともなく穏やかに丁寧かつ厳しく語られています。

家族が若気の至り病にかかったときのための常備薬本になりそう。

アメリカのデモクラシー 第一巻(下)

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ともかくなにぶんにも、まだ南北戦争も起きていない頃に書かれたものですから。
民主主義+商業主義で移民の国をスタートしてみたらどうなるか、の結果はまだ出ていないのでした、そういえば。

記録ではなくてむしろ分析→予測が中心なのですが、ところどころ、

・うっかり上層の少数派になってしまったら、いかにして身を隠すか
・マスコミの影響力を弱めるには
・民主主義のあからさまなアラと、にもかかわらず他と比べればマシな点

こんなような事も。

そして現代属国日本に生きる下々として最もうすらさむかったのは、第10章、とくにインディアンに関する部分でした。

スペインの来襲よりも更に徹底した殲滅効果をもたらしたものは何か、今でいうと原爆よりテポドンより恐ろしいものは何かという話になるのでしょうか。
関岡英之『拒否できない日本』とセットで読みたいところです。

第二巻分の文庫化が待たれます。

アメリカのデモクラシー 第一巻(上)

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なにぶん250年以上前に書かれたものなので、アメリカの現状を知るのに「これだけでオッケー!」という本ではありません。
しかしアメリカという国の始まりをなぞるには格好だと思います。ちなみに視点はフランス人です。
ひとまず1冊目では、アメリカの怖さの根源は何か、まだはっきりとはしません。
民主主義の怖さについてはこの1冊目だけでもかなり学習できます。