Archive for 12月, 2006

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シャコといえば寿司ネタになる魚介類とばかり思っていました。
鳥類にもいたのですね。

(→鷓鴣:シャコ)

2007年の読んでない

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今年おこづかいで買ってまだ読んでない本を列挙します。

那須正幹『ズッコケ三人組の卒業式』ポプラ社。いきなりですね。正直何故買ったのか憶えていません。何らかの勢いでクリッククリックしてしまったのでしょう。シリーズ最初のほうは小学生のころ愛読してました。平賀源内の話が怖かった。何故怖かったのか憶えてませんが。

レヴィナス『全体性と無限 上』岩波文庫。そして。これも何故。って。

ウエルベック『素粒子』ちくま文庫。う。これもか。

何だか予想外の展開です。「そうだそうだまだこれ読んでなかったヒャホー」とばかりに、来年早々読んでしまおうと決意すべくこのエントリを書きはじめたのですが、今年最初の頃の自分の気持ちなどまったくもってわかりませんね。読みはじめると思い出すのかな。

気を取り直して。

ヒューム『人性論(一)』岩波文庫同(二)(三)及び(四)。ここいらへんは私の中でブーム再燃している最中でありますと信じたい所存です。人格は知覚の束、という衝撃の事実なんです。

塩野七生『ローマ人の物語 24 賢帝の世紀[上]』新潮文庫。〜28。実は22あたりから滞っています。カエサル盛り上がり後の盛り下がりっぷりときたら。単行本のほうは完結したようですね。

これは店主が話していたことで私もそう願うのですが、塩野七生氏にはフォーサイトに戻ってきてほしいです。巻末に書いていただくのはどうでしょう。現在書いている人が「わたしはどこへいくのか」と問うてきたならば、ココログやジュゲムやはてなダイアリーやなんかを紹介してさしあげるのがよいでしょう。いずれも無料で利用できます。

モリエール『ドン・ジュアン』『タルチュフ』岩波文庫。モリエール旋風吹き荒れたこのあたりで購入、その後店主復活により風が止みました。モリエールは単純にハハハと笑いえるのでハハハと単純に笑いながらサクサク読みたい所存です。

結城浩『新版 C言語プログラミングレッスン 入門編』SoftBank Creative。私はコンピュータのことが好きで、彼らのことをもっと知りたいと思い、彼らの用いることばを勉強することにしました。厳密にいうと私の意志を彼らに伝えるためのことばですね。彼らの考えていることを理解する方法ではないです。一方通行です。

竹本健治『ウロボロスの純正音律』講談社。まだ読んでへんかったんか!これは今年中に!でもなぁ。囲碁がよくわからんのす。

トールキン『新版 指輪物語1』評論社。〜。ネットのブックオフにて一括購入。指輪を盗むところまで読みましたが、恐ろしく取っ付き悪いですね。オタクたりうるか(いわゆるオタク遺伝子をもっているか)の試金石がここにあるのかも知れません。私には可能性すらないのかも知れません。

ガルシア=マルケス『コレラの時代の愛』新潮社。全小説の2冊目。一冊目が比較的つるつる読めたので油断しました。ボリュームに若干ひるみぎみです。『百年の孤独』も出てしまっているのに。

『フロイト全集17』岩波書店。月報だけ読んで満足してませんよえぇ。

フロイトにしてもヒュームにしても何年かに一度はブームが訪れる。これは世間様のブームとは少しずれていて、世間様のブームがきっかけになることはあっても、契機にはならない。これはブームのようでブームではない。流れては行かない。「流行」ではなくて「滞留」なのだ。

アシモフ『黒後家蜘蛛の会1』創元推理文庫。今さら古典シリーズ最新作。アシモフミステリには期待。マイ期待。

ハーバーマス『近代 未完のプロジェクト』岩波現代文庫。ネタが割れてしまいそう。他のネタ本は読んだので読書部に書いたり書かなかったりしています。難しそうだからって敬遠してるわけじゃないよ!最近買ったからだよ!

ペレック『美術愛好家の陳列室』水声社。これはアマゾンに教えてもらった。まだまだ訳されていないものがあるなら、小出しにしてほしいです。もったいないので(←「もったいない」の誤用)。

こうやってみると、意外に読んでいます。正直もっと読めてないかと思った。全部読んで当たり前って言うな。

黒豆

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例によって今年も黒豆を煮ることだけでかろうじて年の瀬気分になってきました。

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平和

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チーズと玉葱に「兵隊の食糧」と訳注が付けられていたので、すこし検索にかけてみたところ

(→チーズの長い旅路)

(→あなたとならばチーズと玉葱)

玉葱、たぶん生のままかじるのであろうなとは想像していましたが、かならずしも辛いとは限らないのですね。

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父「あいつ(息子)はわしに裁判することも、いじめることも許さぬのだ。わしに気楽に御馳走を食って暮らせと言うのだが、わしはそんなことは真平だ。」

↑こんなような老いて意地悪に走った父を安穏趣味人へ方向転換させようと息子が策をめぐらすも、うまく言いくるめたと思ったら今度はエロに走ってそれはそれで始末におえない、という展開です。

なんだか『方舟さくら丸』の掃除老人集団を思い出させる老親の設定ですが、息子の描かれ方(とくに実直さと甲斐性の有る無し)はだいぶん異なります。
照らし合わせて、安部公房はまったく「現代」の作家なのだなぁと再認識させられました。

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ギリシアで大のごちそうと考えられていたという「塩漬けカレイの切り身」、はともかく「つぐみの肉」のほうがいまひとつイメージできず、何か参考画像は…とうろうろしていたら「ジビエ」の頁に行き当たりました。

なるほど。
なんというか、スズメの串焼みたいなものでしょうか。

ところで串焼きスズメといえば、私の郷里では小学生時分に縁日でまれに見かけるていどのレアなものだったのですが、いま住んでいる最寄りのスーパーでは総菜コーナーにどうということもない風情で並んでいます。

タウリケのイピゲネイア

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父アガメムノンが娘イピゲネイアを生け贄に捧げる顛末がメインかと期待して手に取ったのですが、その件は過去の出来事として語られるのみです。
生き延びたイピゲネイアが弟オレステスと再会して…という劇でした。

偽りに違ひない、子供の肉をいい気でもつて(神様たちが)食つたといふのは。
きつと此の土地の人々が 自分達が人を殺しているので、
その悪行を女神様へかこつけているのだ と思ひます。

生け贄について、こういう捉え方がもうとっくの昔(後代の歪曲挿入としても14世紀)に提起されていたことに、すこしを意表をつかれました。

縛られたプロメーテウス

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ずいぶん唐突な終わり方だなと思ったら、解説によると3部作の第1にあたるらしく、つづく2作は、とりあえず岩波文庫で読めるあてはなさそうです。

プロメテウスのどこがどう「勇気に満ち堂々と神に対抗する力(『岩波文庫解説総目録』および旧パラフィン紙版の帯による)」なのかは、さっぱり分かりませんでした。
なにか目新しい人間擁護でも聞けるのかという期待の方向がそもそも見当違いだったようです。

仕事と日

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耕す人(へのことば)が中心の作品に初めて出くわしました。
ギリシア・ローマ文学ジャンルではこれが18冊目にして。

これまではたいがい神様とか戦う人とか奴隷持ちの人々ばかり目にしてきたような…
岩波文庫版に限ってもまだ半分弱ほどしか読んでいないので、たまたま手にした順番ゆえかもしれませんが。
どうでしょう。

ところで併録「ホメーロスとヘーシオドスの歌競べ」、
このジャンルに手をつけて以来ようやく、男前と思える登場人物が。

世論にも行きがかりにも反して独断で、ホメロスではなくヘシオドスに勝利を与えたパネデス王に、なにかちょっと平成天皇がかぶりました。

増補 ギリシア抒情詩選

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接吻を鳥モチに喩えたり、美女からすげなくされて早く老いさらばえちまえと負け惜しみを吐いたり、といった内容の抒情(?…抒情か…まぁ、叙事ではないものな)詩が風刺でなく恋愛詩に分類されているところに妙を感じました。