Archive for 6月, 2006

人間・世界・男性/女性

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「SFとミセス・ブラウン」。これはたぶん日本では「ミステリとミセス・ブラウン」と置き換えられ、かつて新本格批判に用いられたのでしょう。すなわち「人間が書けてない」。この「人間が書けていない」で、SFのステロタイプが批判されます。確かに「売れればいい」式の商業主義を擁護する必要はないとは思いますが(擁護しなくても生き延びるので)、あえて「人間を書かない」小説が成立するのかという追究も、力量のある人には可能なのではないでしょうか。そもそも「小説=人間を書くもの」という定義があるのなら、まったく違うものを作り出してもかまわない。

ファンタジーはこの世界について書かれたものではありません。別の世界の物語です。つまり、別の世界が構築されなければなりません。にもかかわらず、本書で繰り返し主張されるのは「世界はすでにある。そこに住む人たちの言葉に耳を傾けよ」ということです。「マニア好みの設定資料集を編む暇があったら、そこにある世界に息づく人々の生き様を描け」ということです。なるほど。でもね。やっぱり素人は、どこにあるのよそんな世界、と思っちゃうのです。あなたの頭の中にあるその世界は、どこからやってきたのですかと、問うてしまうのです。巧みな人は、そのへんを答えてくれませんね。すっとぼけかたも一流です。「考えちゃダメ」。

「性は必要か」では、『闇の左手』が引かれつつ、人間を書くことの新たな試みが提示されます。少なくとも私にはそう思えました。『闇の左手』はたぶん、セックスを無効にすればジェンダーも無効になるか、という実験なのではないでしょうか。憶測ですが。『闇の左手』はぜひとも読んでみたいと思いました。私自身はセックスとジェンダーには緩い相関がある、のでは、なかろうか、ということぐらいしかわかりません。これに関連して、私の恥を晒しておきます。

そう、私はアーシュラ・K.ル=グウィンの作品を読んだことがないにもかかわらず、彼女を男性だと思い込んでいたのです。これは偏見以外の何ものでもありません。つまり私には、彼女のファーストネームをイニシャルにするという「検閲」を行った編集者を、批難する資格はないわけです。

恥かきついでにもうひとつ。総称代名詞の話です。「英語における総称代名詞は【he】なので、両性具有であるゲセン人も【he】と呼ばざるをえず、どうしても男性のように見えてしまう。日本語には【彼/彼女】を表す(つまり性別を問わずに使える)代名詞があるそうで、うらやましい」というようなことが書かれているのですが、これって、何のことでしょう? そもそも、日本語における「主語」って? ハッ!

パイナップルとアイス

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はじめて丸ごとひとつのパイナップルを買いました。
缶詰とは比較にならない旨そうな匂いを放っているので、見かけるたび気になってはいたのですが、さばきかたが分からない。

(→パイナップルの切り方:イラスト版)
(→パイナップルの切り方:写真付き)

何年も逡巡せずにさっさと調べるべきでありました。

パイナップル

あずきがけアイス

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あずきごと凍らせるよりも濃い味に感じられるのではと期待、
それは予測通りだったのですが、しかしどうも食感が物足りないような。
クリームぜんざいを食べている気分になりました。

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クリームところてん(黒蜜)

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これは当たりでした。

見た目は崩れたプリンのようですが、カラメルソースとはまたちがった美味しさがあります。

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枇杷のアイス詰め

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種をくりぬいてバニラアイスを入れてみたのですが、これは、ちょっと……
不味くはありません。しかしやはり枇杷はそれ単独で楽しむのがベストなのだなと再確認しました。

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湯葉もといヌテラにアイス

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期待していた湯葉+アイスは拍子抜けするくらいハズレだった(ほとんど味らしいものが無かった)ため、湯葉は夕飯の食材に使うことにし、

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気を取り直してヌテラに変更です。

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(→ヌテラとは:はてな)

「イタリア人はマンマ(お母さん)の次にヌテラが好き」との伝聞にそそのかされて、きのう明治屋で見つけたこれはちなみにオーストラリア原産でした。

アイスクリームと似たようなねっとり加減なので、トーストに塗って食べるのとくらべると、やや食感にメリハリが足りないような気はします。
が、まず間違いのない美味しさです。

黄金虫・アッシャー家の崩壊

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アッシャー家はどうすれば崩壊しなかったのか、考えてみた。

屋敷の老朽化が進んでいた。補修、改築、建て直しを検討すべきであった。ただ、最近は悪徳な業者も多いというし気をつけねばならない。

次に、アッシャー。陰気。

「僕は死んでゆく」と彼は言った。「こんな惨めったらしい羽目で死んでいくのが僕の宿命さ」

はいはい。わかったわかった。

あと、沼。おあつらえ向きの沼。さっさと埋めちゃえばいいのに。

で、とどめがマデリン姫。姫て、姫? 噂の姫子? まあそれはいいとしてこの姫が最後の一撃を振り降ろす。

話は変わりますが、日本にはお通夜という習慣があります。広辞苑には、「死者を葬る前に家族・縁者・知人などが遺体の側で終夜守っていること」とあり、お葬式の前に近親者のみで故人にお別れをする、という意味があるのでしょう。

この通夜をな、アッシャー家もやっときゃよかった。一説によると、そもそも通夜というのは「死者が本当に死んでいるか確認するため」行われるようになったのだそうだ。

水無月とバニラアイス

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抹茶の水無月は珍しいなと、衝動買いしました。

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