Archive for 8月, 2004

実装

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アイスページだけが淡々と更新されていく鯖書房、だんだん何のページだかわからなくなりそうですが皆さまいかがお過ごしでしょう。そのうち鯖アイスなどが供されるのではないかと戦々恐々です。店主の正気を信じます。

さて、ぽつりぽつりとフォーサイト、本日のお題は「実装」です。メイドインジャパン進化論。

「実装」というのはもともと半導体メーカーにおいて部品同士をハンダでつなぐ技術のことを指していたが、製品の小型軽量化、高機能化が進むなかで、部品同士をミクロン単位でつなぐ高密度実装と呼ばれる領域が開拓されてきた。

記事では中国市場に向けて開発された、NECのカード型カメラ付携帯電話「N900」について紹介されている。携帯電話自体がステータスシンボルとなっている中国においては、大量生産モデルは逆に売れない。そのため、コンセプトやデザイン案が先に用意され、それに即した製品を作り込んでいくということになる。N900では、まず初めに「カードサイズ」という大きさがあって、そこに液晶画面、カメラ、通信といった機能をはめ込んでいくことになった。

部品そのものを小さくし、それを綿密に並べて回路を構成する「実装」技術が要求される。携帯電話であるから耐久性も確保せねばならないし、熱やノイズの問題もある。そこで、NECのシステム設計統合技術としての「実装」技術が発揮されたと。

今回この記事を読んで思い浮かべたのは、あるSF漫画における実装のことだ。その漫画では、タイムマシンや物質瞬間移動装置などが登場したが、それ自体はすでに他の作品や古典にも存在しており、たいして珍しいものではない。だが、その漫画が秀逸だったのは、それらを学習机や扉に「実装」したことにある。引き出しに入る(この引き出しに入るという行為自体、何かしらの幼時記憶をほじくり返すものであるが)、扉を抜ける、するとそこは別世界なのである。何と甘美なリアリティであろう。

他にも記憶を助けるパンや塗ることにより重力を発生するペンキや外国語がペラペラ話せるコンニャクなどがあった。翻訳機能をコンニャクにもたせるというセンス、通常では考えられないこれも実装技術のなせる業である。匠である。単なる駄洒落では済まされない迫力をひしひしと感じる。タケコプターもすごいよなぁ。ふつうあれに人間を宙に浮かせる機能を実装しようとは思わないよな。あと、のび太にドラえもんを実装しようという発想。実装すればいいってもんじゃないだろう。

私も将来的には四次元ポケットを実装して、金メダルを獲得したり大統領選挙に出馬したり女子にもてたりしていきたいと思う。まさにメイドインジャパン進化論であるといえよう。鯖の実装されたアイスも夢ではないだろう。いや、むしろ夢であってほしいものだ。

緑茶アイス

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なんだか青のりみたいですが、緑茶です。すり鉢で細かくしました。

緑茶アイス

桃アイス

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ジャム用に砂糖煮した桃を埋め込んでみました。
ほどよい固さに凍り、味も、ほのかながらちゃんと桃風味がつきました。派手さはありませんが良い取り合わせだったと思います。

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紅茶アイス(煮出し版)

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かなり濃くいれた紅茶液を使ったのですが、ほとんど紅茶の気配は感じられませんでした。あるいは、紅茶がまだ薄すぎたといよりもむしろ、昼飯の大量にんにくスパゲティが禍いして舌と鼻が麻痺していただけなのかもしれません。

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バナナアイス

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スライス(白)、みじん切り(赤)、マッシュ(黄)、と各3分の1本づつ混ぜてみました。いちばんバランスよく混ざっていて食べやすかったのはみじん切りでしょうか。バナナとアイスは味の相性がとても良いのですね。バナナ部分はアイスよりも一段冷たくシャーベット状に凍り、台風前の蒸し暑い午後にはまた美味さもひとしおでした。

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ローマ人に倣う

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新潮文庫の夏企画につられて、読もう読もうと思いつつ先送りになっていた塩野七生読みはじめました。ひとまず『ローマは一日にして成らず(上)』了。塩野七生というと「政財界のリーダーたちに圧倒的な影響力をもつ、つまりは知的世界のみならず、現実とかかわるパワフルな読書人層にたいして圧倒的な人気と支持を得ている作家と見られ」(福田和也『悪の読書術』)ており、私のイメージもそんな感じだったので若干敬遠気味であったのですが、少なくとも『ローマ人の物語』については一般向けに書かれていると思われます。イタリアの歴史や帝王学とは無縁でも楽しめます。例えば本書『ローマは一日にして成らず(上)』ではローマ誕生から王政〜共和政へと移り変わる過程が取り上げられていますが、なぜ共和制が選択されたのかということが人間を中心に描かれている。誰それはこう考えた、というような具合に。誰の主張にも一理あり、感情移入でき、遠い昔異国の地で起こった出来事という距離を感じさせません。作者の筆力でしょう。編年体でないのもいいです。200ページ程度の文庫という手軽さもうれしい配慮です。ジーパンの後ポケットに無理矢理差し込んで、ふにゃふにゃふやけたのを悲しみつついつでもどこでもさわやかに読みたい感じです。

インスタントコーヒーを溶かずに混ぜてみる

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ミルメークにしてもそうだったのですが、顆粒をそのままアイスクリームにふりかけて混ぜ込んでも、べつだんザラリとした舌触りに仕上がったりはしませんでした。

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バニラアイス

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初心に返ってということで。
 

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内容より文章

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連続斎藤美奈子。踊ったか踊られたかは別にして、文章に信頼が置ける。例えば、ある環境関係の本に付された立花隆の推薦文に対する突っ込み。<…>部分は立花隆。

<本書を読めば、この問題がいまや環境問題最大の問題となっており、すでに各国で次々と対策が講じられはじめているということがわかり、日本はいったいどうなっているのだと叫びたくなるだろう>。
この問題がいまや環境問題最大の問題……。すごい問題意識の高さだな。

(『読者は踊る』p.487)

むしろ立花隆はいったいどうなっているのだと叫びたくなる。まぁ今ならAトックが叱責してくれるのであろうこの程度のことなら。

『紅一点論』。「性差」(性差そのものではなく「性差」の扱われ方)について論じる時困難に思えるのが己の性で、所詮は「男の子の国」の住人でしかない私が「結局のところ」などと結論めいたことを吐こうとしても、それはどうしても「男の子の国」のコードに基づいてしまう。そこから自由になることはできんのかね、と悩んでいる時点ですでに捕われているわけで、性差なんてほんとは意味ないんだけど、意味ないんだけどなどとごにょごにょ言ってる時点でダメ男子なわけで、猛省。その意味で、この本の持つ緩さは性差を無効にする試みなのではなかろうか、と勘ぐってみたりもする。

それにしても、この世は性差にあふれていますよね。出生率の低下で嫌な感じの風潮だ。逃げる準備をせなならんのか?重たいなぁ。眠たいし。

ミルメークを粉のまま、多めに混ぜてみる

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画像左側はミルメークまる1袋、右側は半袋分はいっています。
1袋ぜんぶ混ぜ込んだほうは、なにやらねっとりと濃い味でした。
チョコレートパフェの最後ひとくちぶんのような感じです。
こめかみにくるほどの甘さにはなりませんでした。

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