緑版

中谷宇吉郎随筆集:中谷宇吉郎『中谷宇吉郎随筆集』(岩波文庫部 » 緑版 » 日本文学(近・現代)

まさか緑版でも、「この1冊があれば、あの作家の本はもうぜんぶ手放してもいいかも」ということが起きるとは予想もしませんでした。

或日の大石内蔵助・枯野抄 他十二篇:芥川龍之介『或日の大石内蔵助・枯野抄 他十二篇』(岩波文庫部 » 緑版 » 日本文学(近・現代)

「河童」のような作品をまた読んでみたいのだけれど、この1冊には無いか…と諦めて読み終える間際に。

大導寺信輔の半生・手巾・湖南の扇 他十二篇:芥川龍之介『大導寺信輔の半生・手巾・湖南の扇 他十二篇』(岩波文庫部 » 緑版 » 日本文学(近・現代)

色鮮やかさの気配はなく、効果音が鳴っている様子もせず、しかし淡々と平穏ではなく、陰々と滅々な1冊でした。

蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇:芥川龍之介『蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇』(岩波文庫部 » 緑版 » 日本文学(近・現代)

長いこと白版続きだったのが久しぶりに小説を読んだせいなのか、何ヶ月ぶりかでスペクタクルな夢を見ました。

東京日記:内田百閒『東京日記 他六篇』(岩波文庫部 » 緑版 » 日本文学(近・現代)

東京日記といっときながら全然日記ではない。

倫敦塔・幻影の盾:夏目漱石『倫敦塔・幻影の盾』(岩波文庫部 » 緑版 » 日本文学(近・現代)

『坊っちゃん』→『三四郎』→『こころ』と読み進んで、どうにも夏目漱石は性に合わないようだと後を放棄しかけていたところが、本書198頁の半ば(「趣味の遺伝」)を過ぎてにわかに、ひょっとして読みど...

雪国:川端康成『雪国』(岩波文庫部 » 緑版 » 日本文学(近・現代)

福田和也いわく「安全そうに見えて怖い」(『悪の読書術』江國香織の章参照)の、年寄りにもわかりやすい具体例を挙げろ、ともし隠居の父に言われたら、『雪国』の葉子、と答えるかもしれません。

こころ:夏目漱石『こころ』(岩波文庫部 » 緑版 » 日本文学(近・現代)

アイスクリームとチョコレートはいつ頃から日本で食べられ始めたのかを知ることができたのは収穫でした。

啄木歌集:石川啄木『啄木歌集』(岩波文庫部 » 緑版 » 日本文学(近・現代)

なまじかな恐怖小説よりもじわじわと寒気をさそいます。

羅生門・鼻・芋粥・偸盗:芥川龍之介『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』(岩波文庫部 » 緑版 » 日本文学(近・現代)

キレのある時代劇ばりにエンターテイメントしている「偸盗」も面白いのですが、 p.34 一体旧記の著者などという者は、平凡な人間や話に、余り興味を持たなかったらしい。