Archive for the 実用 Category

一家に一冊

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諸々の事情により法令文とのつきあいが始まりました。
法律文自体は政府系のサイトで気前よく公開されているのですが、これがまた。やたらめったら息の長い係り受けもさることながら、それ以前に用語がさっぱり分からない。
「自然人」とはギャグなのだろうかと本気で思ったほど分からない。

この歳になるまでコンパクト六法すら手に取ったことがなかったツケがまわってきたということでしょうか。
分からんものはしかたないので、まずは基礎の基礎からということで。
誕生日に本書を買い与えてくれた相方のチョイスは非常に的確でした。

私が高校で0.5ミリのずれに心血を注いでいた間、商業科の友人はこんなややこしいこと(→手形法等)を習得していたのか、とか、
大学でカントもフーコーもヴィトゲンシュタインもカバーするけどホッブスにはかすりもしない学部に居た間、法学部ではこんなアクロバティックな文章作法(→及び又は若しくはの使い分け等)を習っていたのか、とか。
世の中には本当に様々な種類のいけずな(こまかい)業界があるものです。

寝転がって読めるような豆知識も豊富に収録され、お買い得だと思います。
唯一の難点は重いことでしょうか。
この1ヶ月間にわたる通読で、二の腕にいくらか筋肉がつきました。広辞苑よりは軽いですが新解さん2冊分くらいはありそうです。

行き詰まり予防に効いた1冊

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いかにしてより効果的な「素振り」をするか、の一例が惜しげもなく公開されています。

より具体的で即効力のあるTOEIC参考書としては、おっちゃんのあれがずば抜けていると思います。
例題の実用性については、やはり公式問題集がいちばんでしょう。
ほとんど壊滅(3単元のSすら怪しい)状態だった英文法を自宅学習だけでどうにかできたのは、何をおいてもこの3冊の恩恵です。

しかし、泥沼や障壁のたぐいにほぼつかまることなくひとまず目標に到達できたのは、おそらくこの本のおかげです。
要点だけ店頭で立ち読みしても(付属CDは聴かなくても問題ありません)、おそらく十分に効果は期待できる。と思うのですが、この道で脱サラに至ったらしい著者への敬意を表して、購入しました。
類書のなかでは安価なほうですし、費用対効果からするとむしろ割安感すらあります。

ただ、表紙には「1日30分!」とありますが、同じ量をこなすのに、鈍臭い私は1日2時間強を要しました。
話すのと同じ早さで書写するのはやはりどうにも難しい。
草書あるいは速記の技術も無しに、話しつつ書ける、というのはすでにそれだけで特殊技能と呼べるのでは。

ひとまずシリーズ第3弾を希望

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著者の監修で、同社(アルク)の英文法マラソンを改訂してくれないかと、本当に切実に思いました。

どこまで遡って勉強しなおすか

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名著だと思います。
ただし、英語に限らず「文法用語」そのものが絶望的にわからない
(そもそも「動詞」って?「主語」って?「副詞」って??)、
という場合にはたぶんそれほど救いになりません。

「日本語の文法ならまったく問題ないけど、英文法は苦手」というひと向き。
中学校の国語文法(現代日本語文法)はソツなくマスターしていることが必須。

脇道にそれる

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諸々の事情により、年明けのTOEICテストに向けて試験英語の特訓中です。

なにはさておき、模擬テスト正答率が4割弱からいっこうに進歩しない文法。
いったい「日本人は文法なら得意」という風説はどこから来てるのでしょうか…うなだれていても始まらないので、なるべくかみ砕いた言い回しで英文法を解説している参考書と、試験用英文法の参考書、あれやこれや仕入れてきました。

そのようなわけで本書も購入動機はあくまでも「英文法理解の一助に」だったのですが、しかしふつうに読み物としても楽しい学習参考書というのは(読者の気質によっては)ちょっと考えものかもしれません。
「時制」の項目とか、すごくわかりやすくためになったのです、が、一番のインパクトは巻末近くにおまけ話としてあった「shotgun wedding」なのでした。

試験には出そうもないことほどしっかり憶えてしまったような気がします。

それはそれ、これはこれ。

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「ご当地いきもの」として紹介されているマーモット、陸ガメ、雪ヒョウ、白鳥などなどの項目には、逐一、その肉は旨いかどうかの記述があります。そしてしばしばその直後に、国定保護動物であるとの情報も添えられています。
このあたりの折り合いがどう付けられているのか、気になるところです。

働くのがせいいっぱい

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お金という事に関してはかなりギリギリのところまで来ていると考えられる。

あまりに何も知らないので、会社で通信講座を受けたりしているのだが、今一つピンとこない(会社で通信講座といっても、仕事に関係があるわけではない。JRの運転士がジャンボジェットの仕組みを学ぶようなものである。全日空に転職することがあれば、もしかすると役に立つかも知れない。なんでそんなことを会社が社員にやらせるのかというとつまりは、迷走ということなのだろうなぁ。まぁそれは置いといて)。例えばテキストには次のようなことがさらりと書いてある。

ある商品を特定の数量、将来の一定の日に、現在定める価格で売買する契約。諸条件がすべて標準化、定型化されており、その取引は取引所で行われる。

何のことはない先物取引であるがこれではさっぱり分からない。うっかり手を出してしまいそうだ。

取引中は、追証はまだ発生しないかと、いつも気にしていなければならない。営業マンは執拗だから、じっくりマイペースなんて、ネット取引でも無理。客に無断で売買してないかなんてレベルの心配さえしなきゃならない。

知りたいのはむしろこういうことではないか。

まぁこれは極端であるにしても、知らないと困ることは本当に多い。預金も投信も生保もダメ。結論としては1千万円ゆうちょに入れて、残ったお金で株を買え、といったところか(そして買ったことを忘れてしまえ)。当たり前といえば当たり前。銀行も証券会社も保険会社も、儲からんことはやらんよなぁ。

生存というリスクを抱えている以上、完全に無頓着ではやり過ごせない。本気で年金をあてにしないのであれば、こんな悠長なことはしてられないだろう(あれだけ納めててゼロってことはないと信じたいが、問題は文字通りの意味で国家というものに対する信仰のレベルに達しているかも知れない)。

給料手取りで十万円なんていう時代がまた来てしまうかも知れないし、最小限度で暮らすための技術とお金なしでも得られる強度が必要になってくるだろう。いや、すでに求められているのか。静かに生きていきたいけど、ただ静かに生きていくのはとても難しい。リスクがゼロ(というのはつまり、完全に予測可能ということ)の人生ってのはちょっとありえないだろうしね。あり得るのかも知れないけどそれはちょっとね。かも知れないとしか言ってないですね今日は。

描く能力

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駅前マイカルのビレッジヴァンガード姉妹店で見つけましたエド・エンバリー。ソニープラザで売られているのですね。この本と幼少の頃に出会っていれば、私の人生は変わっていたでしょう。歴史は動いていたでしょう。翻訳本の初版は1980年。ちょっとのところでスルーしてしまった世代です。

絵が描けない人にとって絵を描くというのは存在の根源にかかわる問題です。なぜ描けないのか。いや、むしろ、なぜ描けるのか。

絵というのは二次元である以上、三次元をそのまま写実したものではありえません。二次元と三次元とでは、文字通り「次元が違う」のです。知覚して変換したものを紙上に写し取っていく。これができないのは知覚か変換かに問題があるからです。いや、むしろ、これができるのは知覚と変換が異常に優れているからです。

エド・エンバリーは絵を描くという作業をシステム化しました。○や□といった簡単な(□はともかく○は「簡単」とは言い難いですがそれでもやはり簡単です)図形を組み合わせて、複雑な画像を構築するシステムです。つまり、三次元を二次元に変換するのではなく、二次元を二次元から組み立てるのです。

これにより、いま目の前にある消防自動車は描けなくても、単なる消防自動車は描けるようになります。三次元を二次元にするのは無理でも、絵を描くことは可能なのです。実際絵の描ける人が、この方法(のバリエーション)で描いているかどうかは知りません。でも、どんな方法にせよ、描けるというのはうれしい。めでたい。ビジネスシーンでも大活躍。会議資料の裏に消防自動車やカエルや人の顔をたくさん描きます。同僚から目をそらされたって平気です。

絵が描けない人にとって絵を描かされるのは真の恐怖です。泳げない人がプールに放り込まれるようなものです。飛べない人が崖から突き落とされるようなものです。まさに生き死にの問題です。でも、もう大丈夫。僕はもう大丈夫。

と思ったのも束の間、新しい問題が発生します。この「単なる消防自動車」って一体何なのでしょう。いま目の前にある消防自動車と単なる消防自動車とは、どういった関係にあるのでしょう。まったくの無関係なのでしょうか。エンバリーはこの関係を超越してしまったのでしょうか。エンバリーがエンバリーの手法でエンバリー自身を描いたらどうなるのでしょう。

もう眠られません。

それから、翻訳があるにもかかわらずあえて原書を購入したのは、私の英語が素晴らしくて外国人にも「オー!ユーノエイゴ、ベリースバラシイネ。ミーノクニノ、ヒトカトオモタネ」と言われてしまうほどだからです。超語学力だからです。安かったからではありませんので念のため。ペーパーバックで表紙とかペナペナで悲しい思いをしているわけではありませんので、念のため。

ぐりとぐらのカステラ

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あのカステラのレシピを掲載、という出版広告につられました。
しかしくだんのレシピを試してみたもののうまく焼き上げることができず(「ふんわり」というよリがっしりみっしりした面妖なかたまりが……)、画像にあるのはいくぶん自己流に製法を変更してこしらえたものです。この本にある方法で問題なくあのカステラが作れたという方、なにかコツのようなものがあったらぜひ教えてください。

なお、カステラのほかにも、いくつかのレシピが紹介されています。かぼちゃのスフレは所収の作り方通りでうまくできました。