Archive for the 哲学・教育・宗教 Category

法律 (下)

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尊属殺重罰やら監獄やら強制収容所やらが、アイデアとしてはものすごく古いのだということをこの本で知らされました。

法律 (上)

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なめらかな語り口です。
ソクラテスが登場しないぶんだけ淀みがなく。

途中、かなり長台詞になる部分、『国家』でうっすらと怖かった気配があからさまに全開に怖くなります。
これが初期でなく最晩年の作品というのがまたよりいっそう。
展開や分析手法はともかくその前提はどこから湧いて出るのかと首をかしげたくなる部分はここへきて倍増したような。

ところでなぜかわかりませんが立て続けにプラトンを読んでいるうちに縦に細長く広さのあまりない空間が頭に浮かぶようになり、後頭部が痛重くなってきました。

テアイテトス

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荘子(胡蝶の夢)だと「どちらがうつつなのかねぇ」で話は一区切りされるところ、「なのかねぇ」ではまだ終わらず、延々と続く話です。

この粘りごしは前にもどこかで…と思ったら、アダム・スミスでした。
ソクラテスのほうがおそろしく段違いにしつこいですけども。

ねばって新たな境地にたどり着くかというとそうではなくて(開いてはいるように見えますが、たどり着いているようには見えません)、「今日のところはたどり着けなくとも、しかし何処かにそれはある(筈だ)」というノリ、なんだか寝不足になりそうだなとも思いますが、このノリの違いは面白いです。

メノン

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いよいよもって慣れてしまっただけなのかもしれませんが、もう殆どウルサいとは感じられない、えらい丁寧に粘りづよく話をしてくれる老ソクラテスです。
こんなわかりやすい平方根の説明をはじめて見ました。
『ゴルギアス』時のような、思わず肩入れしたくなる男前な物言いはもはや気配もありませんが。

ゴルギアス

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プロットを書き起こせば『プロタゴラス』と殆ど同じなのでは…という気もするのですが、別の作品です。
ソクラテスのキャラクターがだいぶ異なる。
念入りさ増強、煩わしさ半減といった感じで。
たんに慣れて煩わしさを感じなくなってきただけかもしれませんが。
こうなるとなんだか文体練習を読んでいるような気分になってきました。

プロタゴラス

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ソクラテスが30代半ば頃の設定とか。
死刑どころか、殺虫剤かなにかで追い払われるのではとハラハラさせられる、煩わしい物言いっぷり。
うっかり就寝前に読み始めてしまい、ぐったりしました。

国家 (下)

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下巻でどんでん返しがあるのかと期待しましたが、怖いままで終わりました。

それはそれとして、現代日本で忌避されているらしいわりに活字界隈で禿頭が悪し様に言われるのを目にした憶えはあまり無い、
と思っていたのですが、まさかこんな古典にしかも譬え話の形でソクラテスに蔑まれるほど古いネタとは知らず、驚きました(p. 48 第6巻の九)。
ただしなぜ禿頭が「碌でもなない」よばわりされる因子になるのか、ここでの説明はありません。

国家 (上)

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読み進むにつれて、なんだかいかにも建国記念式典でマスゲームをやっていそうな理想国家が想像され、とてもとても怖い話に感じられてきたのですが…。

パイドロス

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ふだんはむやみと脇役に肩入れするほうではないのですが、ソクラテスとパイドロスのイケズを読んでいるうちに段々とリュシアスが不憫になってきてしまいました。
肝心のテーマがどうでもよくなるくらい。

それならそれでも良いではないの、ここまで予防線を張らないと粉をかけることもできないシャイな人というのも、それはそれで。
たしかに私個人としてはちょっと「うへぇ」と思いますが。

内面の事情がどうあろうと外野がとやかく言う筋ではない(他人に漏らす筋でもない)話と見てしまった自分にはつくづく「お話し」を作るセンスが無いなと気付かされた1冊でした。

饗宴

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「この部分だけで十二分に読んだふりが出来ますよ」と唆かさんばかりの懇切丁寧な解説がわざわざ巻頭にあるにもかかわらず、本文の9割以上は何を言っているのやらさっぱり分かりませんでした。

あまりにしばしば他の著書に引用されるので白版から一時脱線して手をつけたプラトンですが、これはちょっと無理かもしれません。
やはり相方の領分のようです。
ひととおり通読する予定ですが、挫けそうです。

(p. 94) 「正しき意見を抱いていて、その根拠を示すことが出来ぬのは、…(中略)…智見と無知との中間に位する」

ほとんど唯一うまい言い回しだなと呑込めたのはこの部分だけです。

あとはもう…大丈夫かなこの人たち、としか…。